NOT AN INTEGER

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4.The Words Graven on My Memory





溶けかけたソーダアイスの滴落ち うだる熱風、夏の始まり


弾け飛べ 梅雨のだるさも憂鬱も全ては夏の一瞬のため


ゆらゆらとゆれる陽炎、夏の日の逃げ水のよな君の幻


睫からこぼれる雫、あんなにも強気な君を泣かせる男


誰からもメールは来ないしひとりだし ただ砂嵐の画面見るだけ


この地球上の全ての人々を幸せにする学問がある


真実は星の数ほど存在し、その一つしか現実でない


問題と目的、結果、考察を惰性のように繰り返す日々


ごめんねが涙で霞む夕焼けの新宿、ビル街、君と見た空


「幸せは過去にしかない」そう言って遠くを見やる君が切ない


大切な過去や今日を捨ててでも 君が居るなら良いと思った


「思い出の中でおとなしく」なんて無理 あたしは君の過去にはならない


振り向けば笑顔残れる日のごとき「さよなら」 君の過去になる我


さよならを告げる時計を見上げ居り 泣いてはないし、笑ってもない。


いつの日か君の手帳を我の名で埋めし日々など想像したり




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